批評 Critics


LA POESIA DI MARIKO SUMIKURA

La poesia di Mariko Sumikura si impone immediatamente nel cuore del lettore perché si presenta leggera come un volo di farfalla, ma subito dispiega la sua natura polivalente, la sua ansia, il suo desiderio di voler decifrare gli assetti e le dinamiche del mondo.

Mariko coglie l'essenza del sentimento e lo condisce con la eleganza di un dettato poetico che non scende mai a patti con la pesantezza della realtà quotidiana per restare comunque sogno, cioè l'altra faccia del vivere, del progettare.

E' come se la poetessa avesse registrato i brividi che il pensiero le suggerisce e ha fatto mazzi di fiori che tuttavia non fanno perno soltanto sul fattore estetico, ma anche etico, impegnato. Tanto è vero che nel mentre ricama le immagini appare sempre una ragione che va oltre per focalizzare una condizione umana, per evitare di affidarsi soltanto a una folata di vento.

Io ho sempre sostenuto e sostengo che la poesia esiste solo e soltanto quando leggendo una pagina noi riusciamo a sentire il caldo dell'anima, la commozione del cuore, l'essenza dell'essere. Altrimenti resta buona o addirittura ottima letteratura ma non poesia.

Ho fatto molte polemiche in proposito dimostrando che alcuni poeti osannati e portati sugli altari non meritano l'alloro per essere riusciti a creare mondi e palpiti eterni, ma sono stati interpreti di una materia che hanno affinato fino a far credere di essere arrivati a saper cogliere la brezza gentile e dorata che dà vita, fiato alla parola.

La poesia è altro!

La poesia, come diceva un grande pittore (badate, pittore), Enotrio, sembra che sia fatta di niente, perché è un sospirare che corre e insegue la bellezza e le ragioni intime dell'amore. Non è costruzione a freddo, impalcatura perfetta e saggia delle "belle lettere".

Ecco, nella poesia di Mariko si sente immediato il fiato caldo e germogliante della parola. Ella non manipola le espressioni, non le rende disegno imprendibile, anzi abbraccia il lettore e lo coinvolge e insieme poi viene compiuta la visita al mistero, all'abbaglio che lascia briciole di incanto e nuovi enigmi.

L'altro grande pregio della poesia di Mariko Sumikura è l'aver saputo uscire dal peso della grande e meravigliosa tradizione nipponica senza tradirla, anzi portandosi pienamente il meglio e rinverdendolo con innesti di rara delicatezza, con affondi lirici che addirittura riallacciano al Mito e da questo poi dipanano momenti di verità profonde.

Ovviamente non si arriva a tanta raffinatezza se non si passa attraverso una serie di esperienze che si devono vivere integralmente per poter giungere ai traguardi espressivi che abbiamo davanti.

Insomma, Mariko Sumikura è una poetessa che scrive attingendo alla vita quotidiana, ai libri e ai sogni e il risultato è questa ricchezza di momenti che ci fanno entrare nel divenire, che ci spalancano l'incanto nel suo farsi e disfarsi, nel suo cammino irraggiungibile e abbagliante.

Dante Maffia


すみくらまりこの詩

すみくらまりこの詩は、蝶の飛翔のように軽やかに見えるため、即座に読者の心に押しつけられるが、その多目的な性質、不安、世界の構造と力学を解読したいという願望がすぐに明らかになる。

まりこは感情の本質を捉え、それを詩的な口述の優雅さで味付けしているが、夢、つまり生活の裏側、計画を続けるために、日常の現実の重さと折り合いをつけることは決してない。

それはあたかも詩人がその考えが彼女に示唆する震えを感知して花束を作ったかのようだが、それは美的要素だけでなく、倫理的で献身的な要素にも左右される。 そのため、彼女がイメージを刺繍する際には、人間の状態に焦点を当てることを超えて、突風だけに頼ることを避ける理由が常に現れる。

私は常に、詩は存在し、ページを読むときにのみ、魂の温かさ、心の感情、存在の本質を感じることができると主張してきた。 そうでなければ、それは優れた、または優れた文学であり続けますが、詩はそうではない。

私はこの点で多くの論争を巻き起こし、賞賛され祭壇に供えられた一部の詩人は永遠の世界と鼓動を創造することに成功したという栄誉には値しないが、人々に信じさせるまでに磨き上げた素材の解釈者であったことを証明した。彼らは、言葉に生命と息吹を与える、穏やかな黄金の風をなんとか掴んでいたのだ。

詩は別のものだ!

偉大な画家(画家よ、注目してくれ)であるエノトリオは、詩は何からでもできているように見える、なぜならそれは美と愛の親密な理由を追い求めて走るため息だから、と言った。 それは冷たい構築ではなく、「美しい文字」の完璧で賢明な足場だ。

ここで、まりこの詩には、言葉の温かく芽生えた息吹がすぐに感じられる。 彼女は表現を操作せず、捉えどころのないデザインにせず、逆に読者を抱きしめて巻き込み、謎への訪問、魅惑のかけらと新たな謎を残す妄想への訪問を一緒に実行する。

すみくらまりこの詩のもう一つの大きな利点は、偉大で素晴らしい日本の伝統を裏切ることなく、その重みから逃れることができたことであり、逆に、最高の部分を最大限に引き出し、稀有な繊細さを加えて抒情的な推進力を加えて復活させたことである。それは神話にもつながり、そこから深遠な真実の瞬間が解き明かされる。

明らかに、私たちが目の前にある表現上の目標を達成するために、徹底的に生きなければならない一連の経験を経なければ、そのような洗練を達成することはできない。

端的に言えば、すみくらまりこは日常生活、本、夢を題材にした詩を書く詩人であり、その結果として私たちが成り立つことを可能にするこの豊富な瞬間が生まれ、それが成り立つことと元に戻ること、その到達不可能な道、そしてその魅力を解き放つ。ただ眩しい。

ダンテ・マッフィア

「心薫る女」に寄せられたコメント

M.N

「紫式部から愛を、ガストン・バシュラールから天地風などの元素のイメージをお学びになられただけに、簡潔で無駄のないご探求、流石と存じます。説明すれば散文にたる詩作のご営為が醸しだす詩空間が美を追っているのでしょう。一針で貴女をお育てになられたご尊母さまへの思い、感銘いたします。」

「『夜露』をお送りいただき、つくづく魅せられて読ませていただきました。バラはリルケが好んだ花だそうでしたが、夜露と花薔薇とは感じ入ります。」

E.K

「・・・表紙の装丁(もちろん本文は言うに及ばず)どれ一つとっても「詩」ならざるはなし、

という全編「詩心」あふれた詩集ですね、どの一篇を開いても、その特殊な活字インクの色と

ともに詩魂あふれるもので、ただ感服あるのみです。立命館英文ご卒業とのこと、小生早稲田英文出で英語詩集などスペシャルナンバーなど出した男でそれだけに貴女の教養あふれる選択眼によってえらび抜かれたワード、フレイズ並ならぬものを感じました。」

H.S

「・・みずみずしい心がことばとなり、きらきら光っている思いで拝読いたしました。

それでは、「畜光(ためびかり)」(夜光虫)というようなふしぎな魅力をもつことばを生むのでしょうか。老いていて、このみずみずしいことばの光、まぶしく存じました。そして読み慣れない新鮮な詩作品にひどく自分の老いを感じました。「さ・が・ら(玉縫い)ー亡母にー」の母が詩集名の「心薫る女」なのでしょうか。やはりこれから亡きご母堂さまへの思いを詩に詠まれつづけますこと、祈る思いにございます。もしそうしたテーマで詩集を編みつづけられますと、必ず後世にまでも残る詩集が生まれてくると存じます。老人の思いおゆるしください。

この詩集では、「さ・が・ら」を最高傑作とし、「綾絹」「夜光虫」「紅さし指」の秀作、また「ボクサー」「ラブチャイルド」という方向の秀作にも心ひかれました。ふしぎな魅力をもつ詩集に出会い、ありがとうございました。」

追伸 「覚書」「あとがき」を読み再読したく思います。

T.O

「心薫る」というフレーズの前に一瞬立ち止まりました。

当世「心薫る」人などいるのだろうか、とー。だがこの詩人が紡ぎだす詩語にこそ薫る心、薫る思索があると思いました。その薫りをヘッドではなく、ハートで感じるのが、この詩集に対するマナーなのだと。良い詩集を本当にありがとう存じました。」

T.M

「・・まさに言葉の珠玉とはこれかと味読させて頂きました。清らかな感じにひたっております。「英語版」はどのようになっているのか興味津々です。ますますのご健筆を。」

T.K

「広い知識の上に詩の心を重ねられ、賢い女性と敬服いたしました。後部の覚書欄でたくさんのこと勉強いたしました。特に好きな詩は「桜へ」です。「淋しらに咲く」同感です。上品で手に馴染む装丁でとても美しいです。」

S.H

「オパール、罪人、朝露、帆船、花火、桜吹雪、さ・が・ら、折鶴」など、多くの詩の美しさ、つよさ、作者のバックをなす多彩な知識や美学の豊かさに魅せられ、夢中に読ませていただきました。」

T.O

「初めてご詩集・作品を拝読させていただき新鮮な風を感じております。すみくら様は西洋哲学に造詣深いようでソシュール、バシュラールから始まった構造主義的用法にご関心がおありで、しかも日本古来のリズム感を内包する詩語に新鮮さを感じました。まさに西洋と東洋の折衷的詩法と思いました。」

K.F

「幻日、幻月を産み出す氷の結晶のような感受性、言葉。あるいは蝶のはかなさと愛しさが繊細で、そして蛾を思わせる色彩でするどく造形されている。「折鶴」は感動的でした。そして詩はいい翻訳においてそのダイナミズムを発揮し、グローバルな翼を広げてくれるのかもしれません。まさに「折鶴」はすみくらまりこ様そして「心薫る女」の象徴であるように思えます。」

I.Y

「すみくらまりこ様の詩集をお送りいただきありがとうございます。おしゃれな装丁で内容の女性らしさにあふれていますね。浮遊、ラブ・チャイルドが好きです。京都の方なので、同郷の士として興味を持ちました。日本の詩と西洋圏のものとのまじりあった領域を魅力的ですね。」

R.K

「朝露」につよい共感を覚えました。「綾絹」さりげなく淡々としかしメッセージはあグィーンとひびきます。「こころ」大好きな作品です。「砂丘」も。真実の詩人にはじめて出会えた喜びを感じました。」

I.Y

「中でもラブチャイルドは好きな作品です。帯にも記してあるように「儚いリアリティ」が表現されていて魅力的です。」

T.N

「先生がPOに入会して下さった事嬉しゅうございます。先生は京都セルバンテス懇話会の会員であられるようですね。私もPOと同じくセルバンテス懇話会の末席を汚しているものです。(略)先生の玉稿を読ませていただくのを楽しみにしております。」

G.I

「黄金の蝶に誘われ天からこぼれる美しい言葉を拾いにでかけるような楽しい気分を味わわせて下さる詩集をいただきました。(略)病床の徒然が慰められます。」

T.M

「心に清々しい風がふきぬけて行くような清澄な気持ちになりました。美意識にうらうちされた言葉で事物の核心に迫っていらっしゃることはすごいと思いました。「オパール」「夜光虫」等。貴姉のお作品には生活の澱のようなものが全く感じられない点がすてきです。バシュラールの「箱」の中にきっと泉を見出されたのでしょう。

C.K

「フォーレの音楽を愛する者として「浮遊」は心に響きました。「さ・が・ら(玉縫い)」は最も感動いたしました。お母様が針でされた芸術をペンでされている、たいへん精緻でこよなく美しい詩篇を本当にありがとうございました。今朝は「オパール」を何度も味わわせて頂きました。」

S.S

「わたしの好きな詩をあげてみます。朝露、桜へ、綾絹、傷痕、こころ、砂漠点景、ギタリスト、幻日、ラブチャイルド、紅さし指、さ・が・ら、蓮、心薫る女などでした。どの詩もわたしの好きなタイプの詩といいますか、感性ゆたかな型なんですね。そんな気がします。どうぞ今後も書き続けてください」

I.Y

「静かな雰囲気を感じました。特に「月下美人」に魅かれました。「乾いた砂の中に/時をためていたのです」は良い表現ですね。このような気持ちで私もこの花を見てみたいと思います。」

A.T

「いくつもの語学がおできになるすみくら様だからこその日本語の美しさがたおやかにどのお作品にもありいい時間をすごさせていただきました。「心薫る女」「蓮」等佳品だと存じました。」

K.T

「美しい詩集をいただきました。小生は83歳の老骨です。砂蟹、誘蛾灯、ペガサス、蓮、折鶴、桜吹雪を美しく思いました。」

Y.I

「まさに「心薫る」詩集でした。強い刺激臭でなく、ひっそりとほのかに薫ってくる短篇の数々でした。とりわけ「心薫る女」「月下美人」「砂時計」が魅力的でした。」

K.N

「拝読させていただき、久し振りに詩集を読む幸せをかみしめております。森の中でであった「幻の蝶」のような不思議な心境の中におります。とりわけ心に強く残りましたのは「トルコ素描」「ファド」「さがら」「蓮」「折鶴」などの詩篇でした。いつの日か、Mariko Sumikuraさんの詩は世界の果ての岬、砂漠の寺院跡の夕暮れ、星だけの草原の天幕の中で読み返してみようと思っています。」

H.M

「「朝露」「万華鏡」「傷痕」「こころ」「砂漠点景」「モビール」「幻日」「桜吹雪」「ラブチャイルド」「紅さし指」「蓮」「砂時計」「折鶴」等に心魅かれるものがありました。」

S.E

「すっきりとあかぬけた一冊。知の香り馥郁として、観念とうつつを結ぶ喩の心地よさ。」

Y.O

「美しい象徴詩の数々。「蜜蝋」「こころ」「夜光虫」「などこの繊細な感覚が本質を捉えて深く心に残りました。」

「細い観察眼、機微を感じさせる言葉、生命を伝える詩、そんな詩集でした。」

M.N

「私の好きな詩の数々、どれもこれも良い作品ばかりです。特に「砂時計」という作品は、私は気にいりました。短い中に、深く考えさせるものがあります。手頃でとても良いお詩集です。大切にいたします。」

K.S

「大切な御詩集「心薫る女」をありがとうございました。ふくらむイメージと心のかおりを拝読いたしました。関西詩人協会へのご入会申し込みありがとうございました。」

T.S

「巻末に置かれた「影の影」と「折鶴」とを私は最も印象深く拝読いたしました。特に「影の影」の終わりの四行は、長く心に残りそうです。」

K.Y

「多方面にわたる学殖の中から、あとがきの中の詩に関するお考えを示されたのだと思いますが、<言葉以上のものを読者の心の中で語る>というご指摘には、深くうたれました。そして、作品のそれぞれに、そのようなお考えにもとづく表現を拝察しています。なお、用いられている活字のおだやかなことにも詩集らしい感じがあり、ご配慮があったことと思いました。」

J.O

「非凡の題を用い、これを構成、展開する力量はすばらしい。源氏物語の華麗さやつれづれ草の無常感を現代に演出したような発想は実に新鮮だ・推進力に強固であるのには感心しました。圧倒的な迫力をもつ詩集だとおもいました。」

H.K

「折り目正しい―昨今では滅多にない詩篇のかずかず。驚きました。外国の詩、殊に英米系の影響でしょうか。「誘蛾灯」「ラブチャイルド」は、ほんの少し俗臭がして、そのぶん馴染みやすいものになっています。「ラブチャイルド」で云えば、仏教の禅、旧約の詩篇などの思想がおりこまれているようで理解しやすいものでした。「紅さし指」「椿」「さ・が・ら」まで読み進むと、高踏派的側面が消えて、むしろ。ごく普通の詩を書かれる女性の側面が現れ、ほっとします。「蓮」「芥子」と読み進んで、表題の「心薫る女」に至る。丁子がっどんなものか、言葉としては知っていたが、実際は全く知らない。本にはフトモモ科の高木の花とある。ミントのような草本科のものではないので、どのようにして花を摘むのかわからない。あるいは、元来高木のものを剪定などにより、低木あるいは灌木のように仕立ててあるのだろうか。それとも採花したものから、花の一部分だけをちぎって使うのだろうか。親から離れて、南アジアの農園で低賃金で働く女性を想像する。花嫁衣裳を縫うお針子さんを歌ったシャンソンが昔あったが、心・・はそんなものを想像すればよいか。「影の影」(玄やみ)、辞書にはない言葉、赤を下地にした艶やかな闇のことか。よい詩集でした。」


「夢紡ぐ女」に寄せられたコメント

Y・T

「言葉のきらめきを感じます。平成の万葉集のような関西の聖書のような響きを感じます。」

K・N

「イメージの豊かさは読むものの心をたのしく酩酊されます。ときに深く、魂のおくにかなしみのうつくしい楔をうちこむ!英訳もまたいい。」

K・T

「作品の五行から離れての一行題名が重要で貴女の思考の極みをみるように思います。植物の名前など効果的に散りばめられている様子から源氏物語の各章のドラマさえ想起させられます。これら多くは平安の言葉、和歌の世界を思わせられます。」

Y・T

「こんな純粋な心の女の人がいたってことを知ってとても幸せな気持ちになりました。」

H・M

「「あとがき」で第四詩集も出されることを知り、交響曲のような言葉の大きなひろがりを感じております。」

K・T

「新しい詩形をずっと試していらっしゃる造形美の世界と存じますが、英語の形式とダブラせていらしてたしかな女性ならではの世界と存じました。」

M・N

「掌上小説というのがございますが、洗練された珠玉の短詩、感受させていただきました。詩は説明になると散文でしかありませんが、美事に凝縮されたご詩篇に生の貴重な深層をご詩作されていて、尚更深い哲理を感じさせるご営為、英訳と併せて、ありがたく存じます。」

Y・K

「いつもとても美しい言葉で詩をうかび上がらせる貴女はどんなひとでしょう。今日は又々素的な詩集をありがとう。美しい女性であろうと考えながら次々とページをくりました。又、明日も読みます。そして又次の日も、残念ながら、わたしは女だもの貴女の詩に酔うてももだえることがないか・・・詩というものはこんなふうに創るものかなどと思いながら何回も読ませていただきます。ありがとう。いつかお逢いする日までさようなら。」

K・Y

「若いころから詩を書いてきたエネルギーのある方と思いました。どの詩もすぐれたものでなんとなくひかれるものがありました。」

K・A

「五行で綴る愛の物語詩で英語対訳。御苦労されたでしょう。ゆっくりと味わわせていただきます」

Y・F

「五行ずつの構成にはびっくりしました。特有の優美なお気持ちがにじんでいて大層印象深く拝読いたしました。」

T・S

「言葉が光芒を放つとき多言は無用ですね。豊な抒情の韻律。日本語はこんなにも美しいという証言の詩集と思いました。短詩型の鋭い切れ味に学びたいと思います。今後ともご栄硯をー」

B・S 

「対置された英訳と比べながら読むと、どこの国の言葉にも共通する原初的な語彙が採択されているらしいとよくわかります。」

N・I

「想いをこめての短詩集を英語詩とともに味わい、イメージしていきたいと思います。

M・Y

「五行の言葉の布の中に籠められるエスプリと真実の香りを感じました。「シリーズでのご出版、描かれる世界が立体的に立ち上ります。」

M・I

「それぞれの五行ソネット、英訳とともにおもしろいこころみと思いながら読ませていただきました。やわらかさが伝わってくるものでした」

H・T

「これは若い日読んだいわゆる『法句経』の世界に似ているなと思っていましたら、やはりサンスクリットの世界と関係があるのですね。そう思うといっそうなじみが湧く感じです。どもかくいい世界を見せていただいてありがとうございました。」

K・Y

「現在の詩は、徒に、修辞を競う如く長いものが一部に横行していますが、御作の五行を読むとイメージがよむ者のひろがり、詩の滋味が伝わってくるようです。また五行の英訳は深い英語の知識がないもの(つまり私)にも単語を類推しながら楽しめる要素を持っていて少しずつ頁を織っています。」

S・H

「蒼い湖面に浮かぶ水泡の光彩(あや)どりを見るような輝きを感受。題名がくっきりと作者を表示していて豊かなみずうみをこころにたたえるすみくらさんはやはりすごいなあと感服。青い光彩のドラマをおおきに。」

Y・S

「きらめくこの光の季節にふさわしいきれいなこだわりのあるお詩集ですね。五行詩の中に情念がこもっています。ときどき文語体も入っているのですね。装丁も華の中に粋がありお美事!」

N・M

「ポエジィを味わい興味深く読ませて頂いています。

人恋うゆえのかなしさ、愛しさがほのかに漂う五行詩です。」

S・S

「いつも美しい詩集、とてもいいです。散文のような長い詩が多くなりとても貴重な作品と思います。大切に味わって読みたいです。」

T・M

「『心薫る女』同様、たっぷりと情感味わわせて頂きました。英文共・・・龍儒の思想にご関心とのこと、これにご関心のあるかたに会えてうれしく存じます、何かの機会にお話を聞かせて頂ければ幸甚。」

S・S

「すみくらさんの豊かな詩情があふれているような詩集でした。全篇五行詩というユニークさ、女をテーマとした作品。バラモンかサンスクリット語から「空の思想」で、どんどん紡ぎだす能力は非凡という外ありません。四冊目でこのテーマは完結ということですが楽しみです。」

Y・M

「五行詩の中に、こまやかな感性と鋭敏な感覚がうかがわれます。豊な想像力の持ち主と思いました。次の詩集も五行詩とか、楽しみに待っております。」

T・S

「簡潔、そしてふくみもあり、心ひかれながら拝読しました。簡潔が逆にふくらみを生みだしているのですね。省略が適切だからだと思っています。」

R・S

「あとがきに龍儒の名前を見てびっくりしました。ぼくも龍儒が好きなのです。その思想を深く勉強したわけではありませんが。壮大な連作詩、はかなさ、無常に打克つ長編詩となりそうですね。簡潔するとき、どのような光と愛の相(すがた)を具現するのでしょう。」

X

「「語り部」のはぐらかしは謎ときの要素が入って私は好きです。「こほり川」は本分にもこほりとあるのですが、なんとなく閉じ込めたものが文字として書かなかったものにあるようで、これまたよいものでした。「再び」はロジックがおもしろいとおもいました。(宙略)それから「つぼみ」もすばらしい。」

K・O

「なんてきれいな詩集なんでしょう。きれいな絵のような、おいしいケーキのような、美しいドレスのような詩群。」

Y・K

「短縮された、凝縮された恋、言葉を洗練された言葉にしてそれを英訳付きでお書きになった。一つの詩で二つの味が味わえてよかったです。」

K・K

「何とも美しい訳で。森の奥処で小さな泉を見つけたy気持ちになりました。このような典雅な詩の光はサツバツとした現代詩の中にあって読者にやすらぎを与えるものと思います。日本語の美しさもきわだっていて。」

M・N

「五行に押さえて作品にするということは中々大変なことと思います。そして英訳ですから読みごたえは十二分に読者にはあります。」

A・N

「回廊に、魂の永遠回帰を観る。

 さすが、主知詩人の才。

 回廊にせよ屋根にせよ欄間にせよ、大広間にせよ書斎にせよ、

 暮しの内部に存在する、様々のものの奥ゆかしさ。

 人間の側からの感情的知覚に、普遍性をひた隠し、

 鮮やかに対象を切る。イコール主知。

 それが見事に詩となる一例である。

 左頁に日本語、右頁に英語。 

 光りに包まれた言葉。」

Y・Y

「豪華な装本と柔らかく美しい言葉、英語が添えられているのも魅力でした。若干なのですが、この短さと平易さだと英語の方を朗誦してみたくなりました。情緒や風景もさることながら、私は「おまへ」の女性や「物思い」の京男が印象に残っています。」

「光織る女」に寄せられたコメント

Y.T

「言葉のきらめきを感じます。平成の万葉集のような関西の聖書のような響きを感じます。俳句でも短歌でもなく詩 さらに磨きをかけられますことを」

T.M

「これから開こうと思っています。はたしてどんな素敵な思想、詩想の花園がひろがっているかとても楽しみです。」

K.H

「これまでの詩集も含め発行日が五月二十日ですね。不思議。すみくらさんの愛を読みとらねばなりませんね」

H.H

「たいへん美しい装丁は前詩集同様です。後日落ち着いて拝読いたします」

K.N

「光織る女」のイメージの豊かさは読むものの心をたのしく酩酊されます。ときに深く、魂のおくにかなしみのうつくしい楔をうちこむ!英訳もまたいい。詩集は大切におりおりに拝読いたします。」

K.Y

「長い詩ばかり多い近頃、やや辟易しておりましたところにこういう切れ味鋭い文字を読ませていただくと心底スカッといたします。無駄のない詩の世界が欲しいものです。自戒することしきりです。」

K.T

「私は五行詩は難しくてなかなか形にすることはできません。作品の五行から離れての一行題名が重要で貴女の思考の極みをみるように思います。植物の名前など効果的に散りばめられている様子から源氏物語の各章のドラマさえ想起させられます。「沼の花」「月下の薔薇」「忘れ草」「風草」「朝顔」「思草」「影草」「沙羅」「沢蛍」「草の香」「紫草」「夢衣」これら多くは平安の言葉、和歌の世界を思わせられます。ただ作品のこぼれる言葉の多くが、あまりにもキラメイテいて、ストンと落ちない部分もあると思いました。「哀しさ」「淋しさ」が直接的なのかもしれません。さらなくご活躍をお祈り申し上げます。」幽

Y.T

「すてきな詩集『光織る女』ありがとうございました。こんな純粋な心の女の人がいたってことを知ってとても幸せな気持ちになりました。」

H.M

「集中、特に心に響いた作品を挙げます。「邂逅」「しのび泣き」「言の葉」「男傘」「気がかり」「痛み」「舵」「再び」「草の香」「途上」「背後のひと」「光織る女」等です。そして「あとがき」で第四詩集も出されることを知り、交響曲のような言葉の大きなひろがりを感じております。」

K.T

「新しい詩形をずっと試していらっしゃる造形美の世界と存じますが、英語の形式とダブラせていらしてたしかな女性ならではの世界と存じました。通読いたしまして「潜る」「秘密」「露草」「しのび泣き」「化身」「言の葉」「鏡」「ともしび」「帰り道」「男傘」「恐れない」「回廊」「語り部」「写し絵」「毀れた恋」「琥珀」「頷き」「こほり川」「のぞみ」「明日への扉」「草の香」「途上」「背後のひと」「黙契」「紫草」「走り星」等がいい詩だと思いました。」

M.N

「掌上小説というのがございますが、洗練された珠玉の短詩、感受させていただきました。詩は説明になると散文でしかありませんが、美事に凝縮されたご詩篇に生の貴重な深層をご詩作されていて、尚更深い哲理を感じさせるご営為、英訳と併せて、ありがたく存じます。」

T.N

「五行詩、すぐそばに訳がついているので頁をひっくり返さないですむ親切な編集でしたね。本篇をご本人が書いて、訳してみて、それを事情通のプロフェッサーに観てもらったということですね。(後略)」

K.K

「いつもとても美しい言葉で詩をうかび上がらせる貴女はどんなひとでしょう。今日は又々素的な詩集をありがとう。美しい女性であろうと考えながら次々とページをくりました。又、明日も読みます。そして又次の日も、残念ながら、わたしは女だもの貴女の詩に酔うてももだえることがないか・・・詩というものはこんなふうに創るものかなどと思いながら何回も読ませていただきます。ありがとう。いつかお逢いする日までさようなら。」

K.Y

「私は短詩や詩のリズムについては関心がありますが、英語が読めないのですみません。お歳がわからないので失礼かと思いますが、若いころから詩を書いてきたエネルギーのある方と思いました。「すみくらまりこ」のお名前からかわいい少女に似た「光織る女」を想像したりしながら、私はもう八十歳ちかく老いてよぼよぼですが楽しく読ませていただきました。私には詩作品を評する力はないので私の好みの詩に印をつけてみました。「露草」「銀の蛇」「抱擁」「無毒」「海藻」「存在」「のぞみ」「再び」「草の香」「油蝉」「投企」「光織る女」「糸車」などです。どの詩もすぐれたもので印をつけた理由はわかりませんが、なんとなくひかれるものがありました。」

K.A

「五行で綴る愛の物語詩で英語対訳。御苦労されたでしょう。ゆっくりと味わわせていただきます」

T.N

「英語対訳なので辞書を引いて勉強をしようと思いますし、詩の数々については拝読したうえで愚見を述べさせていただきます。」

Y.F

「五行ずつの構成にはびっくりしました。特有の優美なお気持ちがにじんでいて大層印象深く拝読いたしました。」

T.S

「言葉が光芒を放つとき多言は無用ですね。豊な抒情の韻律。日本語はこんなにも美しいという証言の詩集と思いました。短詩型の鋭い切れ味に学びたいと思います。今後ともご栄硯をー」

B.S

「対置された英訳と比べながら読むと、どこの国の言葉にも共通する原初的な語彙が採択されているらしいとよくわかります。」

N.I

「想いをこめての短詩集を英語詩とともに味わい、イメージしていきたいと思います。

M.T

「五行の言葉の布の中に籠められるエスプリと真実の香りを感じました。「邂逅」「潜る」「秘密」「つぼみ」「抱擁」「言の葉」「回廊」「ありのまま」「舵」「再び」「明日への扉」「草の香」「光織る女」などが好きな作品でした。シリーズでのご出版、描かれる世界が立体的に立ち上ります。」

M.I

「それぞれの五行ソネット、英訳とともにおもしろいこころみと思いながら読ませていただきました。やわらかさが伝わってくるものでした」

H.T

「これは若い日読んだいわゆる『法句経』の世界に似ているなと思っていましたら、やはりサンスクリットの世界と関係があるのですね。そう思うといっそうなじみが湧く感じです。私も法句経の意味を定型に直したものが若干あり、最後の詩集?にはそれもいれようかなと思ったりしています。どもかくいい世界を見せていただいてありがとうございました。」

K.Y

「現在の詩は、徒に、修辞を競う如く長いものが一部に横行していますが、御作の五行を読むとイメージがよむ者のひろがり、詩の滋味が伝わってくるようです。また五行の英訳は深い英語の知識がないもの(つまり私)にも単語を類推しながら楽しめる要素を持っていて少しずつ頁を織っています。」

S.H

「蒼い湖面に浮かぶ水泡の光彩(あや)どりを見るような輝きを感受。題名がくっきりと作者を表示していて豊かなみずうみをこころにたたえるすみくらさんはやはりすごいなあと感服。青い光彩のドラマをおおきに。」

Y.S

「お詩集「光織る女」拝掌。きらめくこの光の季節にふさわしいきれいなこだわりのあるお詩集ですね。刹那、ともしび、毀れた恋、近くて遠いひと、冬、光織る女・・・など五行詩の中に情念がこもっています。ときどき文語体も入っているのですね。装丁も華の中に粋がありお美事!一層のご栄華を。」

N.M

「昨年五月に出版された『夢紡ぐ女』の記憶が新しい中での今回の詩集も前回と同様に英語に弱い私は日本語の詩を先に読んで英訳するとこんなになるのかと英詩を読んで日本語とはまた違うポエジィを味わい興味深く読ませて頂いています。

人恋うゆえのかなしさ、愛しさがほのかに漂う五行詩です。」

S.S

「いつも美しい詩集、とてもいいです。散文のような長い詩が多くなりとても貴重な作品と思います。大切に味わって読みたいです。」

T.M

「『心薫る女』同様、たっぷりと情感味わわせて頂きました。英文共・・・龍儒の思想にご関心とのこと、これにご関心のあるかたに会えてうれしく存じます、何かの機会にお話を聞かせて頂ければ幸甚。」

K.S

「すみくらさんの豊かな詩情があふれているような詩集でした。全篇五行詩というユニークさ、女をテーマとした作品。バラモンかサンスクリット語から「空の思想」で、どんどん紡ぎだす能力は非凡という外ありません。四冊目でこのテーマは完結ということですが楽しみです。」

Y.M

「五行詩の中に、こまやかな感性と鋭敏な感覚がうかがわれます。豊な想像力の持ち主と思いました。次の詩集も五行詩とか、楽しみに待っております。」

T.S

「簡潔、そしてふくみもあり、心ひかれながら拝読しました。簡潔が逆にふくらみを生みだしているのですね。省略が適切だからだと思っています。」

R.S

「あとがきに龍儒の名前を見てびっくりしました。ぼくも龍儒が好きなのです。その思想を深く勉強したわけではありませんが。壮大な連作詩、はかなさ、無常に打克つ長編詩となりそうですね。簡潔するとき、どのような光と愛の相(すがた)を具現するのでしょう。」

H.K

「心に残ったいくつかの作品があります。「銀の蛇」「語り部」「こほり川」「再び」「黙契」などです。題とおなじ語彙が詩本分に出てくるのも承知でのことでしょうね。普通はかような短詩では避けるのですが、それがすみくらさんの個性なのでしょう。そんな中で、題との重複していない「語り部」のはぐらかしは謎ときの要素が入って私は好きです。「こほり川」は本分にもこほりとあるのですが、なんとなく閉じ込めたものが文字として書かなかったものにあるようで、これまたよいものでした。「再び」はロジックがおもしろいとおもいました。(宙略)それから「つぼみ」もすばらしい。」

K.O

「なんてきれいな詩集なんでしょう。きれいな絵のような、おいしいケーキのような、美しいドレスのような詩群。」

Y.K

「短縮された、凝縮された恋、言葉を洗練された言葉にしてそれを英訳付きでお書きになった。一つの詩で二つの味が味わえてよかったです。」

K.K

「何とも美しい訳で。森の奥処で小さな泉を見つけた気持ちになりました。このような典雅な詩の光はサツバツとした現代詩の中にあって読者にやすらぎを与えるものと思います。日本語の美しさもきわだっていて。」

M.N

「五行に押さえて作品にするということは中々大変なことと思います。そして英訳ですから読みごたえは十二分に読者にはあります。」

A.N

「回廊に、魂の永遠回帰を観る。

 さすが、主知詩人の才。

 回廊にせよ屋根にせよ欄間にせよ、大広間にせよ書斎にせよ、

 暮しの内部に存在する、様々のものの奥ゆかしさ。

 人間の側からの感情的知覚に、普遍性をひた隠し、

 鮮やかに対象を切る。イコール主知。

 それが見事に詩となる一例である。

 左頁に日本語、右頁に英語。 

 光りに包まれた言葉。」

S.Y

「豪華な装本と柔らかく美しい言葉、英語が添えられているのも魅力でした。若干なのですが、この短さと平易さだと英語の方を朗誦してみたくなりました。情緒や風景もさることながら、私は「おまへ」の女性や「物思い」の京男が印象に残っています。」

R.H

「ページの中で実に両方の韻がひびきあっていて、どの詞も噛むほど味わいがあり魅せられます。古いですが浪漫なのですよねえ、土台にそう言うものがなければ何もできやしない。思いもかけない詩集本当にありがとうございました。」

Y.M

「器の本自体、洗練された美術品にふれる想いがいたします。詩も英文の詩ともども凝っていて高質な光彩を放っています。これで「女」三部作ですね。なおつづきを期待します。」

C.K

「すてきなすてきな『光織る女』ありがとうございました。「命中」なんてつよく真実な詩でしょうか。「露草」はかなくロマンチック、せつなくなってきました。「ありのまま」5行のなかにドラマをみました。食卓や枕辺やいろいろなところで大切に読ませて頂いております。」

E.M

「五行詩と英語詩を交互に往復を重ねると、不思議な詩の庭に出る思いです。表題作では「虹の糸束」は「夢(dreams)の結晶として現れ、「糸車」では、織られた「光」を装ふとなって、マイケル・フィンケンタール教授の技の

冴えが二つの詩を二重奏の絶えなる音色に奏でる心地よさでした。」

J.K

「短詩に籠る仄かな湿度を含む爽快な世界。ときに軽快に鋭く、深奥から聞こえてきそうなまろやかなメロディ。万葉のような、俳句のような、おしゃれな五行詩を読ませていただきました。」

E.A

「洗練された言葉の数々。すうっと、五行のなかにおさめられた想いの数々。またお目にかかれて嬉しかったです。ページをめくるたびに、万華鏡のように光る心の世界に触れさせていただきました。特に「銀の蛇」の「優しい眼をしていた」という一行、「つぼみ」の「小さな雷鳴」が心に響きました。」

S.I

「どれも味わいあるのですが、一つあげるとすれば、97pの「雨霧」です。「こころの山に雨霧の立つ」の言葉が好きです。私の住所から想像していただけると、梅雨となり、いつも霧がこめている私の村です。」

K.S

「拝読し、たいへんよい刺激を受けました。さらに学ばせていただきます。」

T.Y

「五行詩のなかに真実のある詩芯が輝いています。同封の「花話会」で詩集の紹介と作品「鏡」「男傘」「消失」(この詩がいちばんの好み)など朗読します。」

K.K

「五行詩の中にたまには私にもわかる英訳がついているので嬉しうございました。何度も読ませて頂いては喜んでいます。」

T.U

「五行詩、短いだけに緊張しますね。俳句や短歌にも足を突っ込んでいる私としては、「夢紡ぐ女」同様、頭を整理させられる感じになりました。言葉遊びもありますね。例えば「つぼみ」雷鳴に破れる「蕾」。この詩はとてもエロチックです。「言の葉」の葉面と葉裏。「命中」はまさに「中」は「あなた」で的中ですね。「女の半生」とあとがきにあるので、成程と思いました。第四詩集に向けて御健筆を祈ります。」

H.J

「ずいぶんと精力的にお仕事をなさっていらっしゃることにも敬意を表します。対訳の英語は苦手でつきはなされますが、短い詩句でひとつずつ完結している御作品はすっと心に入ってきます。やはり九でもなく、歌でもないんですね。同封のもの(書)を御笑覧ください。」

D.S

「まぼろしに向かってしきりにつぶやいている思いに心ひかれながら拝読いたしました。「露草」「再び」この二作品を中心に多くの作品に心魅せられながら拝読鑑賞させていただきました。」

K.K

「詩句の鋭敏さが益々冴えてきましたね。普通こういう迫り方はある閉鎖性への危惧を持ったりしますが、あなたの場合は心配ない。切り口に日本的叙情(余裕)がまだ窺えます。切羽洋洋です。」

M.I

「短詩で心を表わすこと、やさしいようで、難しいものですね。そうたやすく作れるものではありません。そして英訳も学ばせていただいて、これは短いの嬉しいです。机上に置いて、時々才独させていただきます。好みで「言の葉」「風草」「海藻」「存在」「舵」「明日への扉」「光織る女」など選ばせていただきました。これから更に一冊で完結するとか、敬意を表するものです。」

M.M

「「つぼみ」「言の葉」「ともしび」(終行で言葉がぐっと動いていますね)「影草」などの作品「あっいいなあ」と思いました。詩はもしかしたら「あっいいなあ」なのかもしれません。どの作品も宇宙を感じます。言葉の開かれということでしょう。一瞬を永遠にする喜びがありますね。」

T.O

「箴言的な五行詩に英訳が並載され、英語に疎い私も勉強になりました。挿入された写真か絵とともにセンスの良い製本ですね。「空洞」「涙川」「ともしび」等沢山好きな詩がありました。」

Y.S

「「海藻」がもっとも好きな作品です。生きることの儚さを感じました。さらに美しくありますように・・・」

A.S

「私も中国の方と四行の連詩をしているので、五行詩を興味深く拝読いたしました。」

R.M

「五行詩の状況ととらえやすい詩型はすみくらさんの持ち分かと思います。得意な手法かと思います。切迫感も余韻も選ばれた言葉のみによって形成されるという印象的な読後感があります。

 すみくらさんの女シリーズは、この五行をつないでいけばあとがきで書いていらっしゃるようにひとりの女の半生があぶり出し絵のように浮き上がってくることでしょう。

 古風な花の呼び名、また哲学的な「邂逅」というタイトル、そして希望は「明日への扉」。短い詩の言葉づかいは神経質になるはずですが、すみくらさんはタイトルが決まれば後は集中的にその思いや情景がある種のリズム感をもって描き出されます。

 「。」や「、」が作者の意志とも思っています。これを置くか否かで五行詩のふんいきはかなりちがってきますね。この計算された統一がどの詩もラスト一行にきっと余韻を残すのでしょう。

 次々にこうして詩集をお出しになる。やはり情熱でしょう。そしてご自身の詩に「救われる」「生かされる」とはこれ以上のすごいことはありません。至福の作詩なのです。

 そうしてすみくらさんはしあわせな詩人という他ありません。」

T,K

「2008年から毎年の詩集の出版、その詩集の魅力的なタイトルに驚かされます。五行で綴る詩の群れには、やさしさと鋭さが宿り、それぞれに心に響くものを感じ取ることができます。

 完成された詩人の言葉には、読む人を引き付ける魅力が溢れております。それぞれの作品のタイトルも一行詩と考えれば、タイトル一つにも疎かにできないものがあります。

 相当な言葉の蓄積がないと生まれては来ないだろうと、驚嘆すら覚える詩群、そして一つひとつ選別された短い言葉の切れ、重なる要素が上手に重なって生み出される世界。まさしく「すみくらまりこ作品」がここにあります。

 それにしても、タイトルの持ち運びの巧みさには驚かされます。愛の物語詩と表紙には紹介されておりますが、私は、人生の生き方を示唆する抒情の物語として拝見いたしました。

 一行と一行の間にある真っ白な空間をどのように読み手が読みこんでいくのか、読み手の立ち一によっても、受け止め方が異なる作品でもあります。感嘆という二文字で表すことができても、その深みをどのような言葉で表現すればよいのか、心の奥深くへと透明感が広がっていく、そのような気持で拝読させていただきました。詩集を読み終えると、老境の私の心が洗われていく、そのような不思議な思いを感じ取ることができました、」

S,H

「「邂逅」「潜る」「つぼみ」「回廊」「のぞみ」「空港三」「糸車」など、どの頁を開いても美しくそして悲しいすみくらさんの世界が開け、対訳の面白みも楽しめる御詩集でございました。10月3日の朗読会もどのようなすみくら詩の世界を見聞きさせていただけるのかとても楽しみです。」

A,N

「英語対訳の美しい五行詩ほれぼれと拝読させていただきました。矢継ぎ早のご出版!以前アベノで「心薫る女」を頂いて玉縫いと云う言葉の美しさに魅せられました。又、玉縫いのこまやかな美しさにも・・・「つぼみ」「男傘」「言の葉」「再び」等、真珠のように輝いて!」

N.S

「短詩というむずかしい形式で女心を描くということは至難の技だろうと思います。あとがきには同意するものがあります。"生のエナジー""詩を書くことの意味"等。詩集が完結した時は大きな絵になりますことを期待して御礼まで。」

H.Y

「光織る女のおかげでひととき美しい世界に我を忘れていました。まさに光で織られた言葉、その言葉で紡がれた愛の織布にふんわりと包まれていました。その抒情の世界と切口の鋭い精神の奥底に秘められた刃の恐ろしさ、人の裏側をも表現の力で五行にまとめられていく展開の凄さにただただ感服しています。それら英語でも歌われていく才能にひたすら羨ましく敬服します。」

K.N

「とても美しい詩で心ゆたかにさせられたことを御礼もうしあげます。言葉に陰影、振幅、比約等を感じ、なおなめらかに五行が繋がって音楽のようにひびいてくる妙なる詩に私はこのごろ散文を読み過ぎているな、という反省をさせられました。「糸車」深くて明るい詩、大好きです。」

T.S

「時空を超えるという言葉がありますが、御作を読み通してまず浮かんできたのがこの言葉でした。空港が描かれていても王朝時代の気配もあり、しかし決して古びない人と人とが出会うときの光のようなものがここには確かにあるような気がしました。エピローグの二編がとても好きです。当麻曼陀羅を思いました。」

K.N

「若いすみくらさんのつづられた作品世界なのに、異性の方が織りあげたこころもようなのに、思いおこされたさまざまな過去のあれこれが、そのときどきの心情が、すみくらさんによってすくいあげられたよう受け止めました。」

N.M

「全編英語対訳が施されていて英訳を見て日本語の味わいが深まる五行詩でもございます。

(虹の糸束/選り分けて/時の経糸/愛の横糸/光織る女)何度口ずさんでも何と清らかで何と美しく、そして「沢蛍」のような儚さを見させていただきました。「生のエナジー」が奏でる物語が各編から光となり、織り出されているのでございますね。「しのび泣き」「鏡」「命中」「男傘」「沫雪」「雲母」「ありのまま」「存在」「毀れた恋」「琥珀」「金の鈴」「近くて遠いひと」「時ならぬ時に」「沢蛍」「おまへ」「草の香」「無限」「背後のひと」「冬」「投企」・・・「糸車」などが一読して心に残りました。虹の糸束でことばを織られたすばらしい恋物語を、辞書を引きながら折りにふれて拝読させていただきました。」

T.H

「美しい装丁とともに美しい五行詩を楽しく拝見いたしました。「おまへ」「油蝉」「走り星」は特に好きなお作でした。英訳も眺めながら勉強させていただきました」

A.T

「知・情・意のすみくら様のことば、余白と共にぜいたくさせていただきました。いい生き方を(前向きに才能をひけらかさないで)なさっていらっしゃるなあと思います。」

T.F

「五行も全詩英語訳もすてきな驚きです。これからブログ拝見します」


「愛装ふ女」に寄せられたコメント

J.O

「まことに美しい新詩集『愛装う女』をお送り下さり、ありがとうございます。

集中的に4部作をご上梓された、エネルギーの炸裂と、充実した詩篇の美しさに感動しています。」

K.N

「虹のまゆ糸を吐く蚕のようにますます絶妙の言語空間を紡いでいられる貴女に心からの出版のお祝いを申し上げます。

いつもながらの英語と重ねて読む楽しみを味わわせてもらっております。机上の友として、またねむれぬ夜の友として

大切に読ませていただきたいと思っています。」

C.K

「『愛装う女』には、愛の葛藤、くるしさ、せつなさが最もよく表現されているのではと思いました。なかでも、アカンサスによせてつくられた「結んだ時」は、なんという真実、心のなかの叫びが語られていることでしょう。

結び近くに置かれた「青い薔薇」は、しあわせな愛を暗示しているようです。

けれど、「愛を聴く」を読むと、肉体が滅んでもなお生き続ける愛の魂のつよさに心が満たされていくのを思います。

滅びる肉体を持っているからこそ、人は愛し合うのだろうと思いました。

生きていることが、とてもいとしくなりました。」

K.T

「一気に拝読いたし、すみくらさまのおやりになる御詩行十分に読ませていただきました。立派な詩集です。今回完成されて誠にお見事と存じました。

「砂の花」「愛のかけら」「幻の青石」「ことば」「青い剣」「霧の島」「至純」「沈黙」「秘密の愛」「恋塚」「夏の香」「冒険者」「太陽の子」「鶏頭」「妖婦」「吾亦紅」「祝福」「奉仕」「万有引力」「虜」「くちづけ」「黒い瞳」「月の花」「砂に咲く」「桜の郷」等お見事でした。」

K.O

「その凄い疲れを知らない想像力に敬服いたします。あとがきから最初に発表された『心薫る女』『夢紡ぐ女』『光織る女』と併せて女四部作がこれで完結されると知りました。ご盛挙おめでとうございます。『愛装ふ女』、これまでの作品と同様に短詩型で英詩の対訳がついており楽しく拝読いたしました。最近の詩のあり方は、このように変化していっているのだなと勉強になりましたし、前詩集同様、英詩がとても優れていることも魅力です。そして先々の詩の世界の展開を楽しみにしています。」

T.S

「心にこんなにもたくさんの花を咲かせ、それだけでもお倖な方だと思います。繊細な感性、凝縮したことば、象徴される美の世界、どの詩を読んでも心に響いてくるものがあります。」

S.H

「旺盛な創作力に脱帽しました。たくさんの花や石を観察して制作された女人像をかいま見る趣です。その中でぱっと目に飛び込んできたのは61Pの<光に満ちて生きる姿勢>おのずからの輝きが好き。これで英語が読めたらもっと楽しめるのに残念。」

M.T

「愛の四部作完結編とのことお喜びもひとしおと存じます。現代には英訳詩集は貴重です。日本人はもっと外国語を学ぶべきだと常々思っています。」

Y.M

「五行詩「女」シリーズ、完結されたのですね。石シリーズ、花シリーズ、興味深く拝読いたしました。宝石を見て詩が浮かぶなんてすばらしいと思いました。「女」の気持とはこのようなものかと思いました。」

S.S

「砂漠の花、あこがれのように見たいです。「あとがき」からいろいろ感じております。すみくらまりこさんの独特の世界、貴重に思います。」


K.K

「只々嬉しくあこがれるばかりのすみくらまりこ様の詩によいました。本当に京都の人らしい美しく智的な良い詩集。ありがとう。次を待つのが楽しみです。」

T.N

「テーマは瞬間と愛である。星が一粒か、三粒か、あっさり現われますが、星にもいろいろ、火孫、宇宙の星とか、中性子のガスしかない宇宙とか、恒星がすぐに死ぬ宇宙とか。しかし黒い瞳は我が過ぎざりし時を求めて、いまごろなじられたってね。再び逢えるのは先端の世です。だからといってがっかりしていない。ゆっくり行きます。」

K.H

「あとがき先ず拝見いたしました。四冊の詩集の関係が納得いたしました。」

T.N

「日本語英語それぞれの魅力を味わいながら読ませしていただいております。具見がまとまりますれば述べさせていただきます。」

T.A

「またまた素的な詩集が出されました。こんなにも多くの詩が次々と生まれますすばらしさ。たった五行でこんなにも豊かに表現される愛の姿。鋭い感受性に富んだお作を読ませていただきました。愛の四部作完結編とありますが、次はどのような詩を発表されるのか大変気になるところです。エッセイも多く書かれていますし、豊かな才筆をお持ちだと拝察いたしました。素的な詩群を拝読いたし嬉しいです。」

N.M

「英米文学専攻の詩人だけあって和文英文の二表現でそれぞれの詩を書いておられて、以前にも申し上げたつもりですが、二表現が互いに補完しあって詩神(心)をより高次なものにしているように思いました。つまり英詩だけでにしては解し方が誰にも分かると限らず、さりとて二本の詩だけにしては短詩ばかりでやや主張が弱いような気がして、日本語の詩を読んで、英詩を読むととてもよく分かって味わいがありました。」

I.Y

「「白秋にはあって朔太郎以来日本の詩が喪ってきた抒情を垣間見たような気を頁を繰っていてずっと感じていました。「嫉妬」に「とげ」とルビを添えるのはまさに我意を得たり。惜しむらくはヒマワリがないことです。御経歴を読みましてレサマ・リマについて論文を御書きなっていますね。私もハバナで彼の墓所を訪れたことがあります。あのバロックの天才が日本の知られていないのは残念なことです。御礼までに。ごきげんよう。」

A.N

「石の神秘、花の美しさを五行の短詩に凝縮なさった素晴らしさ。誕生石を見につけていると倖を呼ぶといいますが、私の誕生石はサファイアなのに私の母はなぜかこの石を嫌い、私の二十歳の誕生日にルビーの指輪を買ってくれました。大切にしていますが、現在は指が太くなり薬指にはめています。花はコスモスの「再生」の詩を噛締めています。絹織物の産地金沢で育ったせいかシルクが好きです。愛よ永遠に・・・」

N.S

「真実の愛の表象を見出そうとされる意欲はわかりますが、むずかしいですね。石や花のイメージを五行詩という枠内で、それも「女」「愛」となると表現として描き切れるかどか力不足の私には無理なように思います。しかし一つの試みとしてはおもしろく、一歩踏み出すことにより更なる方途が見られるのではないでしょうか。」

S.H

「大変旺盛な創作魂にてすばらしいことと存じます。<花>に寄せたすみくら詩の豊かで哀しく、才あふれる美しい世界に酔わされてしまいます。ふっと開いた頁からいつでも読ませていただけるのでそれも一層嬉しいです。」

K.Y

「<花の雨><止まれ><光に満ちて><新しい恋><再生><漂う舟><鶏頭><結んだ時><吾亦紅><時の流れ><都の女><愛装ふ女><片恋><黒髪の女>など、一つ一つの短詩が短いことばでわたしの胸にわたしの心に迫ってくる詩集です。世界の人が読んでくれる詩集と思いました。」

Y.T

「日本語英語の対訳がいいと思いました。例えば「結晶」エメラルドが晶を結ぶ。ルビが不要となります。」

M.I

「花に語らせていく、いや花に同化していくようなソネットと思いながら読ませていただきました」

「沢山の鉱石や花があり、美しい言葉の数々。<拳>は辛夷ではなかったです。冬青は里に庭のたつみに高く、その下に春日灯篭がありました。」

A.T

「御健筆の凄さ、感性がほとばしっていられるのですね。次のお詩集どのように展開していくのでしょうかわたしのこことを捉えたのは、「漂ふ舟」です。」

K.O

「五行詩ってきれいで鋭いものですね。書いてみたいですが、その緊張感は誰にでも所有できるものではありませんのでうらやましい気がします。装丁もきれいですね。女性として満ちたりた人生を歩まれているのでしょうね。」

Y.F

「愛・花を通し美しい世界を描かれました。大変感服しています。これら五行詩の各詩、うしろから(逆から)読んでも綺麗ですね。」

Y.S

「女シリーズ、第四詩集で完結されましておめでとうございます。おしゃれで一貫した詩のこだわりがあり、音韻も考慮され、多くの人々に愛される御詩集だと思いました。短詩であり、英詩が入り、国際社会の中で広くお声がかかることでしょう。「青い薔薇」「愛を聴く」など名品。今後も楽しみです。」

M.T

「念願の四部作の完成本当におめでとうございます。<紫陽花>のように愛し<蛍石>のように見つめ、<沈丁花>おように生きてこられたすみくらさんの人生が浮かんできました。<美しい暁><ことば><霧の島><沈黙><嫉妬><新しい恋><再生><太陽の子><散華><奉仕><時の流れ><秋の風><拳><母恋し><棘>などが好きな作品です。」

K.S

「わが国の現代の詩の世界にあっては珍しい詩型なのかもしれませんが、詩人独自のものなのでしょうし、内容ともに美しい作品かと拝読いたしました。私も短詩は好きで、自分なりに時々書いてみたい気になりますが、何とも私の場合はただ短くありたいと思うだけで大雑把なもので恥ずかしい内容です。」

K.Y

「すみくらさんの五行詩の発想方法を大変貴重と思っています。現代の詩はいたずらに、修辞によって意味を付加しているように思えるのですが、御詩の場合、対象に直接的に寄り添って、その対象への心情を結晶させておられるように私には思え、そこに詩の発想の伝統が受け継がれているのではないでしょうか。何十行に及ぶ意味不明な作品に挑戦するようなすみくらさんの五行詩。暑さの中にさわやかな風を送ってくれるようです。ますますのご健筆を祈ります。」

A.K

「どのページも暗記してしまいたくなるようなやわらかい詩行に酔っています。「夏の香」「時の流れ」「鶏頭」が特に心に残りました。」

H.T

「<無月の夜><美しい暁><花の涙><結んだ時><母貝><拳><蔓>など心に響きました。ことに<蔓>のイメージ、私の大好きな世界です。」

Y.T

「花の好きな人だなと花好きの私は思いました。五行の詩もさっぱりしていいですね。こんなに淡い人と会ったのは初めてです。」

H.H

「シリーズ完結の運びですとか御喜び申しあげます。ほんとうに楽しく詩の世界に遊ばせていただきました。<砂漠の薔薇>を一輪持っています。このように語ってもらえ世界中の数少ないバラさんたちも嬉しいことでしょう。花に託された作品もとても好きです。<応答>紫苑と共に悲しい想い出があり心にしみました。」

T.M

「日本語もさることながら英文も味読させて頂き、楽しませてもらっております。ますますのご健筆を。猛暑のあい間、あい間に、清風を感じるように読ませていただきました。」

T.U

「花に寄せながら女の愛を唄いつづける試み、独創的で新鮮。短歌の破調的な五行詩に(短歌の破調と意識して読むために)

女の愛、恋の危うさを感じてしまいます。龍胆の「深青」が「哀」しく、それゆえに「独り咲」かざるを得ない。その為、「愛」は「そっと」「装う」しかない運命・・・・」

K.T

「母国語のほかの言語を駆使できることのすごさだけでなく、言葉の凝縮やイメージの包括において詩という難しいジャンルに挑戦し、このように取り組みを完結させる熱意にまず撃たれました。今、言葉はあらゆる意味で氾濫している時代です。しかも同時代に生きて共有している言葉だと思っているのに違う意味や感情だったりすることがあり、詩人の苦労があると思いますが、御作品の言葉に寄せる信頼に感動しました。その中でも「愛」は普遍でありながら、最も個別的なもので、私自身はどちらかというと泥臭いのですが、そこに寄せるすみくらさんの思いの潔さ、「信頼」などを少しは感じることができました。「結晶」「散華」等、イメージの鮮烈さも印象に残りました。」

H.K

「外国の詩のことは少しも知りませんが、かような詩集は日本でも珍しいのではありませんか。自分が主人公で自分の身の上だの、身辺雑事だの旅行体験だのを小学生の作文みたいにめんめんと書くのが大方の人の詩法です。それに反して、かなり人工的で、知識の上に詩作品を構築なさっておられる。むしろ工芸的と云ってもよい、その是非はともかく、注目される詩集かと思います。(中略)ある種の対話法があったような気がします。それゆえ、非常に練れた詩になっている。」

K.K

「心薫る女からずっと御書きになっていらっしゃるのですね。もっと以前からの美しい詩句を痺れて時々に拝見させていただきます。」

K.S

「すてきなお作品ですね。いつも学ばせていただいていただき感謝いたしております。おかげさまで、わたしもこの秋詩集が出ることになりましたのでお送りさせていただきます。」

R.M

「心待ちにしておりました!第四詩集の美しき実りです。 そして第一第二第三とそれぞれをかがやく帯で結び合わせた集大成です。短期間に次々と光を放って結集されるすみくらさんのパションです。「蝶」はひとつところにとどまらず世界へ進路は。古風なことばのつかい方があって、しかし、どの作品にも五行のことばを選ぶたおやかな作者の目と思考があって花の思想が自在に語られ花のイメージを時に越えしかし各一編が長い語りに変わり生き生きと花に添うある女人の生が浮かんでまいります。あっと思うことがあります。あとがきに。絹織物の制作工程を辿るが如くとあります。「繭」「生糸」「染」「織」「刺繍」「結」「装」の展開のことです。すみくらさんの大きな書斎をいっしゅん見た思いでした。こんな風に意識と工夫が正確に織り成されていたとは驚きでありました。男女の愛にこだわらず私はひとりの女性の「想い」を花に重ねていたことです。この作品で花の一つ一つの表情を認識し、花の内部に迫る言葉に唸りました。かがやかしき禅と。更に更にご精進ください そしてその前にくれぐれにお体大切に」

H.T

「女シリーズの完結編ということで、全篇通じて作られてきた世界が結晶化された感じがしました。「愛装ふ女」では吾という一人称が良く使われていることから、一人の女性の渋味といいましょうか、円熟した感じがうかがえました。最後まで楽しく読むことができました。わたしの宝物です!」

M.I

「それぞれ五行に凝縮させた一六〇編近いソネット、花にたくして語らせているのをたのしく思いながら読ませていただきました。」

H.Y

「今さらに驚いています。その才能の豊かさに。ことば、感性、その品格を用いて詩の高さ、深さが読む人に伝わるのですが、日本語だけでなくそれと平行してご自分の英詩を確立させた上で英訳するという技に、私は本当に感服しています。こうしたお詩集を出版できるということはすみくらまりこさんの大いなる特性。しかも一冊ならず「女」に関わって第四集目。眩しく読み味わせていただきました。短詩の中に更にその特色をきらめかせて次々と展開させていくみごとさに、そのきらめきを楽しませていただきました。」

T.K

「あとがきによりますと、「女」シリーズの第4詩集となるとのことですが、石言葉、花言葉をモチーフに五行詩にまとめ上げていくという技術力には脱帽するしかありません。妻は、英語の勉強になると、私より先に本詩集を拝読しております。前にも書かせていただきましたが、タイトルの絶妙な味わいが五行詩を引き立たせてくれます。石言葉、花言葉に疎い私には大変興味ある、なおかつ有難い詩集でもあります。短いフレーズほど技術力がなければ、言葉が流れてしまう危険があります。しっかりと一行一行を繋ぎとめるような思いで書かなければ、この短い五行の中では書ききれないものと思っています。計画の中で書き進められてきたと受け止めていますが、それにしても「装う」という詩集のタイトルが読み進めていくほどの心に響いてまいります。作品の一つ一つに夢と云うのでしょうか。綺麗な表現、もう少しつきつめれば言葉が求めている限界の中で作品を作り上げている、そのような気持で作品の一つ一つを拝見致しました。

一つの目的を持って書き続けてこられた、それも五行の世界。作品のタイトル探しも大変だろうと、タイトルも立派な一行詩ですので疎かに出来ないものがありますが、しっかりと読み手にさk品を深くイメージさせていくタイトルの数々に、いつものことながら感嘆させられました。御礼が遅くなりましたが妻も全作品を拝読したようです。」

E.M

「あなたの、新しい花と愛と心の詩苑を、そぞろ歩きました。

 左手に日本の、右手に外つ国の苑があって、そこに咲く花は同じなのですが、射す光りの加減なのだと思います、花の色合いがすこし異なって薫ってまいるさまが、次元を遥かに超えて、ゆめとうつつの交錯する不思議な謎をはらんだ世界に思われて、つぎからつぎへととても楽しい遊歩でありました。

 苑に歩むひとの姿も、黒髪の女かとみればLady Murasakiであり、都の女はthe very pride of Kyotoを装うKyotoiseとして、天衣無縫に太陽を浴びているのが愉快です。

 カトレアの花にふと、プルーストのスワン氏の、恋の苦悩を思い出しました。

 あとがきに、パピヨンのタイトルで「蝶のひとりごと」のことが出ていましたので、馴れぬ手つきで開いて拝見いたしました。

 大事に思う女流詩人や、好みの御菓子や、京都の町やイベントのことが、心が浮き立つように紹介されていて、「神は細部に宿る」ということをふと考えたりしました。

 さまざまな日常些事への好奇心が、やがて言葉に結集して、それがすみくらまりこの詩となって、だから詩苑を遊歩する私も、言葉の花のあちこちに散見できる細部に好奇の目をそそぐ悦びが得られるのだと、今こうして感謝の言葉をしたためてお送りする次第です。」

T.M

「遠雷 すみくらまりこ氏より恵投された詩集「愛装ふ女」の返礼コーラスとして

遠雷に

あの哀しみは

いまだ去っていない

と告げられる

燃えきれない

愛のかけらが

雨となる

哀しみをきわめた結果の

自然現象か

白雲は

愛が吊るされたもの

といったのはだれだったでしょうか

さすれば遠雷は

そのとき傷ついた思いの呟きだと

思われるのだ

そんな日の夜は

昂然と

青の剣をそびやかす

巌のあいだを彷徨って

飛散した愛のかけらを浴びた

あとでないと

眠れませんよね」

S.K

「少しでも仲間たちに紹介したく思って、このようにして簡単なつまらない感想を書いています。

 初めて読む詩人の詩集です。英語の堪能な方でアメリカの先生に見てもらったとはいえわかりやすい美しい訳だと思います。

 ブログ「蝶のひとりごと」を開かせていただきました。なお、公式ホームページは「パピヨンの部屋」だそうです。

 ここにあとがきの一部をコピーさせていただきました。私には龍樹の刹那滅のことはわかりまっせんが、この詩人は「詩を通じて儚さと、それに打克つこころを求めることが基底」と言っておられることには私も共感を覚えます。引用した「命中」などには、この詩人の激しい気性がしのばれます。「途上」を読むと、なるほど、わたし自身も「何処かへ/歩いている」のだという自覚をうながされ、しっかりと歩かなければと思います。「投企」などは、まさに芸術の心構えというのでしょうか、詩作もこのように「心を絞って」書きたいものですね。

ブログの中の作品をひとつ。

また終戦記念日がきた

この日がくると

やはり冷静でいられない

母を愛するがゆえに

涙す 」


「地抱く男」に寄せられたコメント 

K.Y

「ただ今、ご高著『地抱く男』を拝受いたしました。はじめて拝見するすみくら様の作品です。俳句でも無く、短歌でもなく、見事に研ぎ澄まされた、無駄のない言葉に打たれました。とかく長々と語る詩の多い昨今、こういう引き締まった作品に向かうと読むほうも身が引き締まります。その上、達意な英語の表現力。国際派の面目躍如というところですね。日本国際詩人協会での一層のご活躍を念じております。」

K.Y

「ものすごいヴァイタリティをお持ちですね。次々と刊行されるなんて・・・なるほど、軸をもったひとつのストーリーが続いていたのですね!「にわか雨」特に心に残りました。「溺れる」碧海をインジゴ・・・。鮮烈なイメージがみえます。」

A.N

「(旅支度)(樹液)理知が理知の限界を超え、大自然に直接触れるところから、人生の本当の感動、感謝が芽生える。詩人はそれを詩にするが、同時にそれは音楽でありドラマだ。そして世界の真相。」

T.O

「『地抱く男』も五行詩で箴言的なお作をうなずきながら拝読致し、英文を添えておられるのも、英語の勉強になります。」

K.N

「俳句の形態に近い五行詩という凝縮された短詩型は、読みやすく、すんなり心に染み込んで参ります。主人公の設定を意識しなくても、それぞれが独立した詩編とし、自分なりに解釈し重心できます。」

K.T

「面白い詩集の編み方ですね。前詩集四冊には『・・・女』で、今度は『・・・男』が四冊続くのでしょうか・それから、詩の作品は短詩といっても現代俳句といっても警句といってもよく、どのジャンルにもひびく、あるいは届く試みといってもよく、そんなことを思いながら読ませていただきました。」

I.S

「やさしくおおらかなお姿が五行の詩の中できらめいています。日本女性の鑑と申せましょう。詩は簡潔にして明瞭なるは読者の心にひびいて佳きことと思いました。貴女様は既に多くの著作を持たれて確たる地歩を固めておられます、更なる更なるご健筆をお祈り申します。」

K.S

「本詩集の作品は必ずしもレッドパージという状況と関係なく「旅を続ける」「男」の想いと「女」に対する愛を描いているように思います。ただ、レッドパージのもととすると何か緊迫感が感じられるように思いました・」

K.Y

「すみくらさんの「詩」の明快な言葉の健康さを今回も感じましたし、それが英語に訳されると日本語では感じられなかったイメージが鮮明に浮かび上がることも実感しました。どの詩でもいいのですが、例えば93頁の「愛する力」の英訳の部分の三行「One and only/you are/my driving force」日本語の三行に対応する部分ですが、英訳の三行を得率したものとして読んでも、そこに強いイメージがかんじられます。この三行には勇気づけられるような効果があります。・・・毎日繰り返し拝読しています」

K.Y

「短い詩ですが俳句や短歌とちがって、詩が一こまひとこまの絵のように思われました。「旅支度」「車窓」「男の恋」「吾が恋」「昔女」「朝霞」「雑踏」「望郷」「踊り子」「旅の地図」「所有」「過去」「吾が罪」「地抱く男」「流れ花」「恋文」「支える」「悔いなし」「隠れ花」「ことば」「白蓮」「案ずる」「香り」「樹液」「孤独」「点す」など私の好みです。これまでもたくさんの詩集を出され私も読ませていただきましたがいい詩集です。」

J.K

「詩集は小気味よい律動の五行詩。それは西欧の人にも興味を抱かせているHAIKU=俳句を課の国の人たちが創ればこうでもあろうかと考えさせ、ときには山頭火の鋭い結句を想像させるところもあって、やはり自由律俳句をおもう・・・それは多く上梓されている「女シリーズ」でも感じさせられたモダーンな古典の味わいといえるものでしょう。翻訳を得意とされる作者として、母語で綴りながらも外国語も同時にニューロンを駆け廻るパルスとして活性しているようなイメージがあります」

K.O

「やはり恋のうたがいいですね 吾が恋 独り旅 朝霞 愛し子 が心に残りました。五行詩は 五七五七七という短い形式をおもいおこさせました。そういう古典的なものを現代的なものの融合を感じました。」

T.M

「あなたの五行詩の中で今度のご本はなにかしら女性詩人にまつわりがちな雑味がなくさりとて枯れてもいずいい感じで心地よく味読させていただきました。」

M.N

「着くことが/目的なら/寂しすぎる/吾が旅/車窓を愉しむ  いまここにいること、それは余りにも不可解ではありますが、やはり寂しいのにちがいございません。存在と言う生きの車窓で眺められた数々の機知に満ちた短詩。そして横文字も添えておられ、ご教養多いご高著ありがたくお礼申します」

K.K

「貴女様のご活躍にはいつも頭がさがります。好きな頁を書きだしたら結局全部になってやっぱり私には書けませんでした。ごめんなさい」

A.K

「生きていくものの姿を適格に短い言葉でとらえ、心に迫るものがありました。 自ら立てた/波の揺れを/見つめていると/酔うてくる/遠く先を見る (航跡)」特に好きな作品でした。」

T.A

「次々と驚異的な速さで詩集を出されることに感服いたしております。五行という少ない行の詩ですのに言葉が適格ですので、読み手の心に真直ぐに届きます。私の好きな詩は十五策ありましたが、中でも「点す」「愛し子」は秀逸です」

H.J

「これが一連の詩編の終章でしょうか。わたし自身RPの時に最年少の人間です。貴女と地抱く男との間にどのようなかかわりがあるのかが判りません。香子、貴女とのかかわり色々想像出来ました。いずれにせよ五行詩の形式は楽しんで読めます」

H.K

「すみくらさんの詩は、短いなかにかならず意がこめられておられる、それを読み読者は納得する。自分が描く最近の詩は、極力意を込めないようにと思っている。」(中略)

T.H

「男(ますらを)の意味を思いつつ拝見いたしております。点が動き線となりかたちへとーいうことでしょうか」

H.M

「シリーズを読みつないでいきますが、次はどのような言葉をつむがれるのだろうかと思ってしまいます。集中、特に「旅支度」「反芻」「刻む」「拳」「流れ花」「糸遊び」「溺れる」「専心」「樹液」「愛し子」等のフレーズに心惹かれるものがありました。まだまだシリーズは続きそうですね。」

C.M

「共育の二文字が強く心にひびきました。次詩集楽しみにいたしております」

Y.I

「『旅支度』『秋萩』『葉書』『雑踏』『拳』『地抱く男』『流れ花』『蝶よ』『孤独』などの作品に特に惹かれました」

B.S

「現代かな遣いとどのように遣い分けておられますか。気になりました。」

E.T

「現今の現代詩において、すみくらさんの五行詩のような短詩はどのような意味を持つのだろうかと考えてみました。逆にだらだらと何十行にもわたって書くのはどうなのか。エキスのような短い言葉で言い切れるなら、その方がよい。しかし、箴言や俳句とは違うわけで、とはいっても、ベタに流れてもならず、その辺が難しいと考えました。だらだらと書くのは云いきれない弱さがあるのではないか、と思いました。その点、すみくらさんの詩は、言葉にある種の強靭さが感じられ、その力で立っているのだと感じました。英語の方がすうーっと入ってくるような感じもしました。無駄な饒舌に対して戒めというか、反省を迫られ、とはいえ、装丁といい、版型といい、読み易さといい、素敵な印象でした。」

K.T

「これまでの詩集同様に、日本語の豊かさと美しさを英訳で対であるために、際立ってみせてくれる詩集です。さらに、そこには連作の詩集ならではの壮大な世界(物語)、作者がこの大変な作業を楽しんでいることも読めます。私は短詩はほとんど書きませんが、数行で完結する姿勢、つまり言葉の力にゆだねてしまう潔さにすかっとします。共感、納得したもの。『愛着』『葉書』『昔女』『朝霞』『言霊』『反芻』『刻む』『拳』『地抱く男』『いのち』『破竹』がありました。あとがきで「戦争を二度としないために民衆の手に政治を取り戻したいと思い活動するマスラオ」を切望するとともに、私たち一人一人が「マスラオ」でありたいと思いました・」

R.S

「一篇一編の詩想を短くとぎすんだ言葉で表現するのはむずかしいことです。それゆえに詩の校正も十分に配慮され、工夫されているのでしょう。英語の訳も、短いゆえにでしょうか、このように訳すものかとおもしろく読ませていただきました。これからもいいお仕事を残されんことをお祈り申し上げます」

K.N

「新しい真珠のごときPOEMありがとうございました。<勇気><声>などは共感。ことばを選ぶ強い意志としなやかさ純なこころを感じます。英訳の詩のようにより魅力を感じるものがあります」

Y.T

「とてもすてきな装丁で美しい詩集です。わたしは近くに秘密のカフェがあって、その静かな空間で過ごす時間が好きです。この詩集をそこで読みました。いい時間を過ごしました。」

T.K

「過日には「愛装ふ女」のご恵贈を賜り有難く拝受いたしました。厚くお礼申しあげます。こんなにも心奥深くしみこんでくる詩集に出会ったのは久し振りのことです。存在の奥を見つめる等鉄した眼差しを感じさせ感慨深く拝読させていただきました。」

Y.M

「純愛の男だと思いました。(後略)」

A.S

「旺盛なご創作に感嘆いたします。ますますご健筆ください」

E.M

「溺れる」の英語のタイトルは端的にIngigo Sea それがインク壺の連想を呼んで隠喩を担い、碧有無あるいはインク壺から ペガサスは/翔けてゆく に移行する愉快、インク壺から勢いよく躍り出るこの詩のペガサスは・・・

文士の鎧(ロゴス)を脱ぎ捨てて、夜<火酒>を呷る男とともに、「ますらおぶり」の一端を垣間見る想いです。

そして<旅の地図>の<点が動き moves >/ 線を成す describe /という流動のあとの/旅の地図/動かぬ点の/おまへ you are waiting/At a fixed point の a fixedがしみじみと思われて、そこで待ち焦がれる、火酒を呷る男を許容する女が 男と女の風趣を奏でるかに思われもします。

「舞姫」がきっぱりと「Silent dancer」になって You may fly …cry….fall downと、モーヴ色の花の次なるサイレント・ドラマが暗示されるのも、詩ならではの尽きぬ醍醐味でありました。」

S.Y

「胸をときめかしてくいいるように一作一作を拝読中です。例えば<鍛造>のなんと直球を受けた時のごとき納得が作者の力量を更に感じさせ敬意を抱き短い一編一編を味読、再読、目を見張っての共感を覚えてやみません。」

M.N

「福島市におりましたが、相馬市に仮住まいいたしました。どうぞこちらの方においでの時には何もおもてなしは出来ませんが是非お立ち寄りください。四度目の転居です。ご詩集ありがとうございました。」

T.K

「それにしても途切れることのない創作力には驚くばかりです。それも五行詩、言葉の切れ味があって、またタイトルなどよく浮かぶものだと感心しております。<旅支度>から始まった<愛し子>で終わっている本詩集には、たくさんの宝物が詰め込まれているように思います。<航跡>などは今の自分を振り返りながらなるほどと感心いたしました。自ら立てた/波の揺れを/ まさしく人生とはその通りだと思います。<背広>などは、 鼓動に/触れて/愛しき者の/

写真一枚/身につける。一行詩を切り刻んで、一着の背広に創りなした感を持ちました。見る(読む)角度に鋭さがあり、無駄な言葉を無くした表現力には学ぶものが多くあります。秀逸な作品から一つ二つの選択はできませんが、『専心』を拝読して、自分に欠けているものがあるなと思いました。 一意専心/薄紙を重ね/その束を重ね/一冊の/本を成す。と表現されますと、この頃一意専心が乏しくなってきていることを改めて感じました。

 それにしても、幅広いものを歌い上げるこの創作力はどこから来るのでしょうか。この意欲というべきものを学ばなくてはと思いつつ日々に甘えている自分の現実がありまう。<孤独>という作品があります。 愛なく/生きることは/孤独の淵に/潜ること/花を愛す。 この花を愛すが孤独な一場面を深く想像することができます。

、や。で言葉を切っているのも作品の特徴であり、読み手にとってはそこで深呼吸をすることができます。いつもすごいな~~と感心しながらお送りいただいた詩集を拝読しながら、まだまだ自分の知らない世界があることを思い知らされております。」

S.K

「(個人誌***に一面紹介のうえ)あとがきの一部と表紙の帯の詩「革命家であること/日本人であることが/可能であるような時代があった」の引用でわかるように、この詩人とかかわりの深い人を歌った作品群です。中でも私は「地抱く男」にひかれました。今、私が接している活動家とはほど遠い人物像のような気がして心打たれます。」

M.T

「どの詩集をも貫くすみくらさんの「愛」への想いが表出していました。そして英語の対訳というお仕事をなさる方の言霊に対する鋭い感性がそのスピリットを適確に捕えているように感じました。まず扉誌として置かれる人生の始まり。その「車窓」から望む景色は楽しんで生きると吉言がなされる。そのための装いは「旅靴」の機能。そして「慰め」は原動力。「航跡」は見ず、先を見据える。「鍛造」「真冬」「火酒」「背広」「反芻」「拳」「愛する力」「明日」「泳ぐ」を育て「地抱く男」はすべての人を愛することに力を尽くす。その力は「破竹」のごとく尽きることはない。

それは、まるですみくらさんの「詩」への想いにも似ていますね。力強いお仕事を見せていただきました。」

Y.K

「このたびは女シリーズの美しさに加えまして勇渾な御詩集「地抱く男」をお恵みくださいまして誠にありがとうございました。プロローグの「旅支度」から、そのお作品の素晴らしさに目を見張り先ずは一読。そしてあとがきを拝見し「あっ」と思いました。もう一度「旅支度」に戻り、ゆっくり拝見させていただきました。何とも素晴らしい御詩集でございました。御完成を心からお喜び申し上げます。(「にわか雨」が好きでした。)」




(C)Japan Universal Poets Association Legal Notice: Copyright is given by the authors and translators appearing in this issue.No part of this journal may be reproduce by any means,without written permission from JUNPA.
法的事項 :本号の掲載物は著者および翻訳者より許可を得ております。日本国際詩人協会より発行された書状の許可なく本号の複製は、いかなる理由にせよ部分複写もお断りします。 

無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう